平成20年8月29日(金)~30日(土)の二日間、世田谷区産業振興公社の会員を参加を得て、体験ツアーを実施しました。 参加者の半分が中学生以下の子どもたちで。数日前からの大雨のなか、一部プログラムの変更になりましたが、老いも若きも大井川鐵道の蒸気機関車の乗車とグリーン・ツーリズムを大いに楽しみ、夏休み最後の良い思い出となりました。 主な体験内容は、大井川鐵道の蒸気機関車の乗車、転車台体験、切符切りの駅員体験、トロッコ列車、吊り橋渡り、河原での散策、昔話、無人駅での農家のおかさんとの交流(河原の石にアート、新鮮な野菜や漬け物とお茶飲み仲間体験)、手打ちそばを打つって食べる体験など自然と農山漁村の暮らしの一端に触れて心身ともにリフレッシュしました。
◆世田谷区発の体験ツアーを実施しました。
1.大井川鐵道「SL乗車体験」
午前8時に世田谷三軒茶屋駅前を出発したバスは、東名高速を一路、静岡県島田市新金谷を目指した。前日からの雨で静岡県では大雨警報が出ている。今回の体験ツアーでは、大井川で川遊びの自然体験を予定していたが、大雨による増水により危険があるので、事前に中止を決定し、雨天対応のプログラムで実施することにしました。
予定どおり11時を少し過ぎた頃、大井川鐵道の拠点新金谷駅に到着。休憩を兼ねて、大井川鐵道が取り組むフィルムコミッションにより最近撮影された映画やテレビドラマのポスター等を鑑賞しました。SLは定刻11:58に千頭に向けて発車。既に名物になったSLおじさんの名調子のアナウンスを聞きながら駅弁を楽しみました。
2.「鉄道教室」ターンテーブル体験
転車台体験は雨が降っていたら危険だから中止という状況下、一同祈りながら千頭駅へ。約65tの蒸気機関車を自らの手だけで方向転換する転車台体験をしました。蒸気機関車が転車台に入線、至近距離から見る蒸気機関車の迫力に圧倒されます。6人が1チームとなって、180度を回す。とにかく重い。渾身の力を振り絞りなんとか動きだしたら後は惰性で回り始めるのです。最初のびくともしない重さが、一度動き出すと「スウウウー」と音もなく楽に回り始める。しかし油断をすると一気に動きが止まり、再度動かすには本当に苦労しました。力の限り押すだけであるが、SLの重量感を体全体に実感。転車台からの入出線する蒸気機関車は線路を走るときとは、また違う迫力があり、乗る、見る、触る、動かすといった一連の体験はとっても貴重な思い出となりました。
3.田野口駅での「お茶飲み仲間体験」「切符切り体験」
二日目は、大井川鉄道の元近鉄の普通列車で田野口駅に向かいました。大井川鐵道には、近鉄、京阪、南海の旧車両が現役で走っています。無人的の田野口駅は、一日の平均乗降客は約35名。懐かしい木造の駅舎は、昨年秋に静岡県の都市景観賞(知事賞)を受賞しました。この駅舎や周辺を清掃する地域の人々が都市との交流事業をやってみたいと取り組んだのが自分たちが食べている地域の食とお茶の接待だ。名付けて「お茶のみ仲間体験」ということで、炭火で焼いたジャガイモに自家製のゆず味噌をつけたり、取れたてのきゅうりやトマトの丸かじり体験。お茶を飲みながら都市からのツアー参加者と地域のお母さんが交流を行いました。
新鮮な野菜にこどもたちの食欲は止まらない
普段は野菜をあまり食べないのに、野菜を美味しそうに食べる我が子の様子におかあさんもびっくり!ジャガイモを炭火で焼き、皮のついたまま味噌をつけて食べたときの美味しいこと。先ほど朝食をたくさん食べたのに、いくつでもジャガイモに手をだしてしまう。キュウリもトマトも取れたての新鮮な味わい。だれもが美味しい美味しいと手を出します。
5.そばうち体験をしました
田野口駅の体験を終えた一行は、バスに乗車し島田市の伊久身地区に向かいました。ここからは、島田市役所の面々が乗車し、地域を案内してくれました。『島田市のお茶がんばる課です』という挨拶を聞いて参加者はびっくり。「そんな課名があるの~。本当に頑張ってね~!」と声がかかります。この伊久身地区は、島田市の山間地域に所在し、農林水産祭むらづくり部門の内閣総理大臣賞を平成16年度に受賞しています。
伊久身農産物加工施設「やまゆり」で、昼食を自ら作る体験として、そばうち体験を行った。3~4人が1チームとなり、農家のおかあさんから指導受けて初めてそば打つ。子どもたちは、力一杯そばを練り込み最後には、熱湯に自らそばをくぐらせ茹で上げる、更に盛り付けも自分で行ない。全員が40分ほどではじめてにしては上出来なそばを打ち食しました。自分で作ったそばのおいしさはきっと忘れないでしょう。





