私が「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」を受講したきっかけは、“不足しているインストラクターを育成するスクールがある”との記事を新聞紙上で目にしたことです。
それまでは、好きな山を友人や知人達と登りながら、所属する山の会での活動を含めた行動が主体でしたし、自然観察指導員なども行っていましたが、何か物足りなさを感じていたし、行動範囲もボランティアの域を出ることはありませんでした。
「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」を受講して最初に感じたのは、様々な分野の人達が同じ認定を求めて集まり、考え方も生活環境も違う人達が一箇所で寝起きを共にして受講する姿に圧倒「これはうかうかしてられないぞ!」と、思ったことです。
三泊四日という長い時間(私はそう感じた)は、正に経験した事のない特別な勉強の期間でした。しかし机上も実技も、最終段階に入る頃はグループの人達とも仲間意識が強くなり、和気藹々の雰囲気が盛り上がってきましたし、最後の夜の懇親会では受講の度「こなくそ…」と感じた講師の方々も含めて終わりがたい夜となりました。
〜現在、取得した認定で〜
認定を取った事も大事だけれども、今まで自分の知らない世界(地域)の人達との出会いと語らい、そして何よりも限られた受講期間のなかで築いた、仲間としての意識が生まれた事やネットワークが広がった事が、スクールを受講して本当に良かったと今を思っています。
現在は取得した認定を生かすべく、ハイキングや登山・キャンプ・自然観察などを主体にしたインストラクターを行っているが、いままでは気にもしていなかった事だが、私に対する周囲の目が何か違うような気がする。それは胸に付けた認定証のおかげらしい。
スクールを受講中、講師の方達の指導の中で“熱いコーヒーを善意で飲んでもらっても、もしも火傷させたら責任がインストラクターにある”の話を聞いて、解っているようで解らない注意の一言を添えることが何よりも大事だと、改めて感じたものです。大きな声で「熱かったら冷ましてから飲んでください」。「脇見をする時は必ず立ち止まってから」等々。メリハリのある指示、知らない事は正直に“解りません、この次までに勉強しておきます”とハッキリ答える。
〜卒業生としての自覚〜
受講して学んだ事が意識しなくとも自然に生かされ、その結果が自信の積み重ねとなって胸に付けた認定証が実際よりも大きく見えてくるのかも知れない。
昨年の春に催した「野草摘みの会」の時に参加者から「先生、この草は食べられますか?」先生なんて呼ばれたら、これからもシッカリと勉強して進まないと、ダメ先生になっちゃうので、心底覚悟して「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」卒業生としての自覚を忘れずに頑張ります。





