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鹿児島県鹿児島市 染川 康信 さん


『スクールで学んだことを存分に行かし、吉田地域の活性化の力になりたい』

[地域:九州・沖縄]

鹿児島市吉田地域は、平成16年11月1日鹿児島市と合併しました。市の中心部から車で30分と便利なため、ベッドタウンとして発展しているものの、まだまだ綺麗な川や森が残っている所です。ただ、これといった目ぼしい観光資源には恵まれておらず、地元の方々も「何もない町」自認している雰囲気もあります。
鹿児島市に合併し、北の辺地になってしまってはいけない!という地元の気持ちを形にするために、平成14年度から役場としてグリーン・ツーリズムの定着化を進める事業に取組みました。私は、この事業の一環で3年前にインストラクターの認定を取り、今年3月にはコーディネーターのスクールを受講しました。


〜スクールで学んだ「パート法」や「体験活動プログラム作成法」を実践〜

すぐに、スクールで学んだ知識や経験を生かし、地元の方々にプログラミングやイベントの実践を身に付けていただこうと、16年の夏休みを前にパート法を活用した素材探しから、体験活動のプログラム作成、実践までを実施してみました。


〜地元の人達と作った感動のプログラム〜

グリーン・ツーリズム推進員10名を2班に分け、地元資源を活用した体験プログラムのプランニングを出し合い、お互い評価しあった後、良いところを統合し、一つのプランが出来上がりました。この後、事前準備から事後のケアまで、行なわなければならない事項を思いつくまま付箋紙に書き出してもらい、それを時系列に並べ、それぞれの担当を決め、いよいよ実践です。
初めて最初から地元の方々が作り上げたそのプログラムは、「吉田の川で遊ぼう!川魚のつかみ取りと料理体験」です。地元の綺麗な川を活用し、夏のひと時を親子で体験してもらう朝9時から昼食までの日帰り型グリーン・ツーリズムです。
昔を思い出して魚の捕まえ方を子供に教えるおじいさんやお父さん、スカートのすそを濡らしながら、子供と一緒にはしゃぐお母さん。久しぶりに地元の川から子供たちの歓声が聞こえ近所の方々も喜んでいらっしゃいました。
捕まえた鯉やハヤを自分達で「から揚げ」や「アライ」に調理し、舌鼓を打っていただくと、参加者は大満足の様子でした。何の変哲もない川が、大きな資源に変わった一日でした。


〜インストラクターの仲間が続々と〜

3年間取組んだ事業は、合併とともに16年度で終了しますが、このプログラムを作り上げ、成功させた推進員の方々は、今年も7月23日か30日に的を絞り、反省点を改良した第二回目の実施に動き始めています。推進員の中には、インスタラクターの認定を取った方もあり、少しずつ、グリーン・ツーリズムの定着が目に見えて着ました。それも、スクールを受講したことがきっかけとなったので、本当に素晴らしいものに出逢えたと思います。
合併した新鹿児島市もグリーン・ツーリズムの推進を打ち出しており、都市農村の交流で旧5町の「豊かな自然」を地域活性化の柱にしたい考えです。スクールで学んだ事は本当に勉強になりました。これからも事柄を生かして、これらの推進の一助になりたいと思っている、今日この頃です。