私は、岡山県の清音村という小さな村の職員です。清音村は,岡山県南部のほぼ中央部に位置し、人口5,700人・面積9.5km2の小さな村です。
村の東部に位置する福山は、吉備路の一角(岡山市の西部から倉敷市、山手村、総社市にかけて数多くの古墳、史跡が残されています。これらを総称して「吉備路」といいます。)に位置し、都市近郊の里山として、また、身近な山登りコースとして、地元の人々をはじめ岡山市、倉敷市、総社市から訪れる多くの方に広く親しまれています。
この福山で、ボランティアを中心に里山林の保全・利用を推進したり、森林の大切さを見つめ直すことを目的に河川の上流(源流の里)との交流を行っています。具体的には、荒廃したアカマツを切り炭焼き体験をしたり、森林体験講座などをおこなっています。また、清音村は下流に位置するため水の大切さや森林の働きについても意識する機会が少ないので、子供たちと一緒に河川の上流に位置する町との交流(植樹体験)なども行っています。
〜一つのスタートライン〜
さて、私が「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」インストラクターコースの受講したのは、平成15年9月のことでした。東京での受講ということで胸をはずませながら会場へと足を運びましたが、東京都と神奈川の県境に近い山の中での研修に非常にがっかりした記憶があります。そればかりか、早朝から夜遅くまで居眠りも許されないような講義がつづき、実習ではここまでやるかというくらいの迫力で講師の先生方が指導してくださったことを昨日のように記憶しています。(少し大げさでしょうか?)グリーン・ツーリズムへのこだわりや受講生への思いやりをここまでも持って指導いただける受講生は幸せでないでしょうか。終了式ですすり泣く受講生もいたように感じます。
講義でおそわった体験指導や安全対策など日常でも関わりの多いことばかりですが、なかなか、実践で教科書どおりといかないことが多い私は反省しきりです。しかし、たとえば救急法にしても体験指導にしても育成スクールでは基本的考え方であるとともに、一つのスタートラインと考えています。救急法にしても繰り返し講習を受けることが必要ですし、自然体験に必要な多くの養成講座に参加しながら、そのときを迎えたいと最近痛感しています。
おわりに、全国的に市町村合併が行われていますが、私が勤める清音村も3月22日に総社市・山手村・清音村が合併し、『新総社市』が誕生しました。新市では、吉備路をはじめ鬼の城・高梁川など豊かな自然環境があり、多くの方のニーズ(自然との出会い・自然の中での安らぎ・自然から教わる旅)に応えれるグリーン・ツーリズムの受け入れができることと思います。ぜひ、岡山県へ!総社市においでんせえ!





