サイトマップ
  • 小さく
  • 標準
  • 大きく

青森県尾上町 駒井 秋浩 さん


『自分自身が“知らないということ”を知らされました』

[地域:東北]

私の住む尾上町は農業立町の町です。また、昔から行商が盛んで植木販売・造園業者が多く、各家庭には庭(つぼ)と言われる庭園が数多くあります。そのような関係から当町には蔵と庭園が多く、農村アメニティコンクール優秀賞・農村景観百選・かおり風景百選指定の町として全国的にも高く評価されています。
その景観を形成しているのが、蔵・庭園・生け垣です。特に蔵は334棟が現存し、94%が農家所有の蔵であり、特に、金屋地区(世帯数271)には78棟の蔵があり、密集しています。当町では蔵の建造主、建てる職人がいない今日、蔵は少なくなっても多くなることはありません。後世に残すべき建造物であり、文化遺産なのです。


〜「グリーンライフ」と「グリーン・ツーリズム」〜

その蔵の保存と利活用活動を推進する組織の必要性と実情を一人でも多くの方に理解をしてもらうために、平成14年1月27日に町内外賛同者26名で、尾上町蔵保存利活用促進会を設立。15年8月8日にNPO法人の認証を受け、法人組織となりました。
私も会員の一人として、また、地元の農業高校(柏木農業高校)の教員としても活動に携わっております。
現任校の授業の「グリーンライフ」という科目を指導しています。グリーンライフは、グリーン・ツーリズムや地元学などを学ばせる科目であり、その兼ね合いもあり、「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」インストラクターコースとコーディネーターコースを受講し認定を取得しました。


〜思いを感じながら生徒達と関わってます〜

研修を受講して良かった事は、自分自身が「知らないという事を知らされた」事です。(この言葉の真意は受講して実感して下さい!)インストラクターコース研修の時も実感させられ、コーディネーターコース研修でも、より強く感じさせられました。
現在はその思いを感じながら、さらには、研修で得たインストラクター・コーディネーターとしてのあり方を常日頃思い出しながら、生徒達と関わっています。
具体的には、本校生徒や弘前大学生が地域案内人としての講習を受け、エスコーターとして、お客さんをガイドしながら、蔵めぐりウォッチング等を行ったり、蔵フォーラムのワークショップで、蔵保存や活用についての意見を述べたりなどの活動に参加させています。
今後も、コーディネーターとして、生徒の指導や会の活動に邁進していきたいと考えています。