私は東京生れの40歳、自然に魅せられて石川県は白山麓の山里に移り住み、ガラス工房蕾を設立して12年目になります。
その前は能登島のガラス工房で3年半程仕事をしました。
街から海、海から山へ場所も人も家族も変化の激しい15年間でした。
周りの人に助けられ、自分の好きな事を仕事としてやってこられ感謝の多い日々です。
しかし、その反面これから先の事を考えると不安に思う事もあります。
2005年2月に1500人足らずの旧吉野谷村が、1市2町5村という広範囲で白山市になる市町村合併がありました。小さな村がさらに過疎化が進み元気がなくなったように思えます。
〜ガラス制作と体験教室〜
そのような背景の中、ものづくりとしてのガラス制作の他に、一般の人向けにガラスの体験教室をしています。
吹きガラスとサンドブラストの2本をメインとして、コンセプトを吹きガラス(マンツーマン、中学生以上対象)は大人の火遊び、サンドブラスト(子供、多人数可能)は頭の体操とし、単にマニュアルに沿った作業をするのではなく、自分でデザインしたコップや一輪差、カガミ絵など少し本格的なところまで体験する事が出来ます。
山里に籠もりがちだった私達と外界の人々との交流をも楽しめれば、との思いでスタートしましたが、より本格的にガラスを学びたいと週1回の教室に通われる方もいらっしゃいます。
〜今やれる事を自分らしく〜
今回「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」コーディネーターコースを受講してみて、日常と異なった環境に自分を置く事ができ、自分自身を1度リセット出来たような気がします。
グループワークでは仲間たちと平等に目的を一つにして話し合いをする事が出来、意見がぶつかったり、また助けられたりと、本来の会議のあり方や人との関わり合い方を学ぶ事ができました。
コーディネーターとして企画をし、対価を頂くということは、お客様やインストラクターに対しての責任や責務を負うということ。
また心配りをし、色々な事柄を想定した上で、地域の人々の協力を得て初めて、安心・安全な企画が立てられということも学びました。
大地沢から帰ってきて、はや一ヶ月、最近吹きガラス体験にいらした3人組の若い女の子に「おっちゃん、笑った顔かわいいなー、いくつやー」と関西弁で言われ、顔を赤らめながらも「さあ、いくつかなー」と答えつつ、これもまたコーディネーターコースを受講したひとつの成果かな?と思いました。
今やれる事を自分らしく、ものづくりとグリーン・ツーリズムの精神を忘れずに背筋を伸ばして頑張ります。





