学校概要
京都翔英高等学校は、京都府宇治市に位置する全日制・単位制の私立高校です。「脚下照顧」「自己確立」「自他共楽」を校訓とし、「半ばは自己の幸せを半ばは他人の幸せを」という理念のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重した教育を行っています。1984年の開校以来、地域に根ざした教育機関として発展を続け、2024年には創立40周年を迎えます。NHK学園高等学校の協力校としても知られ、多様な学習ニーズに応える教育環境を整えています。
教育内容
本校では、2024年(令和6年)4月1日に普通科(単位制)と看護科を設置し、生徒の興味関心や進路に応じた柔軟なカリキュラムを提供しています。特に、3年間で74単位以上を履修する単位制を採用し、生徒が自分だけの時間割を組み立てられるのが特徴です。また、ソフィア類型、ウォラーレ類型、スポーツ類型、芸術類型、情報類型、FAクラスなど、多彩な類型を用意し、生徒の個性や目標に合わせた学習環境を整えています。さらに、「学び直しカリキュラム」として、全クラス5科目を2時間続きの授業とする制度を取り入れ、学習内容の確実な定着を図っています。
学校生活
京都翔英高校の学校生活は、充実した行事と日々の学びで彩られています。年間を通じて、オリエンテーション、総合体育大会、秋の翔英祭(文化祭)、冬の持久走などの行事が開催され、生徒たちの成長と交流の機会となっています。特に、秋の翔英祭は生徒たちが主体となって企画・運営を行い、創造性と協調性を育む場となっています。また、長野・東京方面への修学旅行は、学びの場を教室外に広げ、生徒たちに新たな視野を提供しています。日々の学校生活では、少人数制のクラスもあり、教師と生徒の距離が近く、きめ細やかな指導が行われています。
部活動
本校の部活動は、運動部と文化部の両面で活発に行われています。特筆すべきは、野球部、少林寺拳法部、ゴルフ部が全国レベルで活躍していることです。これらの部活動は、技術向上だけでなく、チームワークや忍耐力を養う場としても重要な役割を果たしています。その他、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部、バドミントン部なども熱心に活動しています。文化系では、吹奏楽部、美術部、軽音楽部、文芸文化研究会などがあり、生徒たちの多様な興味関心に応えています。部活動を通じて、生徒たちは自己実現と仲間との絆を深めています。
進路実績
京都翔英高校の進路実績は多岐にわたります。国公立大学では京都大学、大阪大学、神戸大学などの難関校への合格実績があり、私立大学では関関同立をはじめ、近畿大学、龍谷大学、同志社女子大学などへの進学が目立ちます。特に、ソフィア類型では早朝や放課後の特別指導により、難関大学への現役合格を目指しています。また、ウォラーレ類型では部活動と両立しながら大学進学を実現しています。就職希望者に対しても、個別指導を行い、生徒の適性に合った進路選択をサポートしています。
入学案内
京都翔英高校では、年間を通じて様々な入学案内イベントを開催しています。オープンスクールでは、実際の授業や施設を体験できる機会を設けており、例年7月と10月に実施されています。また、出張型学校説明会や夜の見学会&個別相談会なども行われ、生徒や保護者の皆様の疑問にお答えしています。FAクラスを希望される方向けの説明会も平日に実施されています。入学試験については、一般入試のほか、推薦入試や特別選抜なども実施されています。詳細な日程や内容については、学校のウェブサイトや資料をご確認いただくか、直接学校にお問い合わせください。
特色のある教育方針
京都翔英高校の特色ある教育方針は、生徒の個性と可能性を最大限に引き出すことを目指しています。全日制・単位制を採用し、生徒が自分の興味関心に合わせて科目を選択できる柔軟なカリキュラムを提供しています。また、ソフィア類型、ウォラーレ類型、スポーツ類型、芸術類型、情報類型、FAクラスなど、多様な類型を設置し、生徒の進路希望や適性に応じた教育を行っています。特に、FAクラスは不登校傾向にある生徒の学習意欲に応える独自のプログラムとして注目されています。さらに、「学び直しカリキュラム」を導入し、基礎学力の定着と向上に力を入れています。
学費
京都翔英高校の学費は、生徒や保護者の負担を考慮し、年4回の分割納付制度を採用しています。普通科の場合、初年度の納付金総額は884,000円で、入学時に150,000円、その後3回に分けて各182,500円を納付します。これには授業料、施設設備費、諸費、教育振興会費などが含まれます。看護科の場合は初年度納付金総額が924,000円となります。さらに、教科書代、制服代、実習費などの追加費用があります。また、経済的支援として、国の就学支援金制度や各種奨学金制度も利用可能です。具体的な金額や納付時期については、学校の公式資料で最新情報を確認することをお勧めします。
まとめ
京都翔英高等学校は、「脚下照顧」「自己確立」「自他共楽」を校訓とし、生徒一人ひとりの個性と可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。全日制・単位制の特徴を活かし、ソフィア類型やウォラーレ類型など多彩な学習コースを用意し、難関大学進学から部活動との両立、さらには不登校傾向の生徒まで、幅広いニーズに対応しています。2024年には看護科も新設予定で、さらに選択肢が広がります。全国レベルで活躍する部活動や充実した学校行事、そして世界遺産に囲まれた恵まれた環境で、生徒たちは豊かな学校生活を送っています。京都翔英高校は、新しい時代を切り開くたくましい若人の育成を目指し、生徒の夢の実現をサポートしています。