学校概要
平安女学院中学校・高等学校は、京都市上京区に位置する歴史ある女子校です。キリスト教精神に基づく教育を行い、中高一貫教育を通じて生徒の成長を支援しています。1875年の創立以来、「知性を磨き、品性を高め、命を大切にする」という教育方針のもと、多くの卒業生を社会に送り出してきました。京都の中心部に位置し、伝統と文化に囲まれた環境で学べることも本校の魅力の一つです。
教育内容
本校では、中学校で「未来Way」と「探究Way」、高等学校で「アグネス進学(AS)コース」「幼児教育進学(CS)コース」「立命館進学(RS)コース」を設けています。各コースでは、生徒の興味や将来の目標に合わせた学習プログラムを提供しています。特に英語教育に力を入れており、ネイティブ教師による授業や海外研修プログラムなどを通じて、実践的な語学力を身につけることができます。また、ICTを活用した授業も積極的に取り入れ、時代に即した学習環境を整えています。
学校生活
学校生活は、年間を通じて様々な行事で彩られています。5月の体育祭では学年を超えたチーム対抗で競い合い、9月の文化祭では各クラスや部活動が日頃の成果を発表します。11月には修学旅行があり、国内外での貴重な体験を通じて視野を広げます。また、クリスマス・カンタータでは、生徒たちが美しい歌声を響かせ、キリスト教精神に基づく学校ならではの行事を体験できます。これらの行事を通じて、生徒たちは協調性や創造性を育んでいます。
部活動
本校では、体育系7つ、文化系8つのクラブ活動が行われています。体操、硬式テニス、バドミントンなどの体育系クラブや、吹奏楽、コーラス、ハンドベル、筝曲、ダンスなどの文化系クラブがあり、生徒たちは放課後に熱心に活動しています。また、放課後教室として、いけばな、茶道、英会話、韓国語、書道、クッキングなどの多彩な講座も開かれており、生徒たちは自分の興味に合わせて参加することができます。これらの活動を通じて、生徒たちは技術の向上だけでなく、友情や協調性も育んでいます。
進路実績
2021年度の進路実績では、立命館大学に75名、平安女学院大学に36名、関西学院大学に10名が進学しています。その他にも、京都先端科学大学、京都産業大学、龍谷大学、同志社大学など、多くの生徒が有名大学に進学しています。本校では、生徒一人ひとりの希望や適性に合わせた丁寧な進路指導を行っており、きめ細かなサポート体制が整っています。また、大学進学だけでなく、生徒の多様な進路希望に対応できるよう、キャリア教育にも力を入れています。
入学案内
本校では、中学校入試と高等学校入試をそれぞれ実施しています。入試に関する詳細な情報や出願方法については、学校のウェブサイトで確認することができます。また、年間を通じて学校説明会や個別相談会を開催しており、学校の雰囲気や教育内容について直接知ることができます。オープンスクールでは、実際の授業や部活動を体験することもできます。これらの機会を通じて、本校の教育方針や特色をよく理解した上で、受験を検討することをおすすめします。
特色のある教育方針
本校の特色ある教育方針として、グローバル教育、留学制度、中高一貫教育が挙げられます。グローバル教育では、姉妹校との交流や人権、異文化、環境保全に関する教育を通じて、国際的な視野を持つ生徒の育成を目指しています。高校生を対象とした留学制度も設けられており、海外での学びを通じて語学力と異文化理解を深める機会があります。また、6年間の中高一貫教育により、計画的かつ継続的な学習が可能となり、生徒の個性や能力を最大限に伸ばすことができます。
学費
学費については、入学金、授業料、施設設備費などが必要となります。具体的な金額は、学校に直接お問い合わせいただくか、入学案内のパンフレットでご確認ください。また、本校では、経済的な理由で修学が困難な生徒のために、各種奨学金制度を設けています。詳細については、学校の事務局にお問い合わせください。入学後の学費や諸経費についても、事前に十分な情報収集をすることをおすすめします。
まとめ
平安女学院中学校・高等学校は、キリスト教精神に基づく教育を通じて、知性と品性を兼ね備えた女性の育成を目指しています。充実した英語教育やグローバル教育、探究学習を取り入れたカリキュラムは、生徒たちの将来に向けた力強い基盤となります。また、伝統的な行事や多彩な部活動を通じて、友情や協調性を育む環境が整っています。進路指導も手厚く、多くの卒業生が難関大学へ進学しており、確かな実績があります。心豊かで自立した女性を育むこの学校で、新たな一歩を踏み出してみませんか。