学校概要
同志社高等学校は、1875年に新島襄によって創立された歴史ある学校です。京都市に位置し、2024年5月現在、男子553名、女子535名が在籍しています。キリスト教主義教育を基盤とし、「良心教育」を通じて生徒一人ひとりの人格形成を大切にしています。
教育内容
同志社高等学校では、コース制を設けず、全生徒が共通の基礎科目を学びながら、多彩な選択科目を通じて個々の興味や進路に応じた学習を深めることができます。2年生からは選択科目が増え、3年生では大学進学後の学びにも役立つ総合的な力を育成するカリキュラムが組まれています。また、一人一台のiPadを活用したICT教育も積極的に取り入れています。
学校生活
同志社高等学校の一日は、朝の礼拝から始まります。年間を通じて様々な行事が開催され、岩倉祭(学園祭)、球技大会、クリスマス礼拝などが主な行事として挙げられます。これらの行事を通じて、生徒たちは創造性と協調性を発揮する機会を得ています。
部活動
同志社高等学校では、運動部19、学芸部15、同好会5と、多彩な部活動が展開されています。運動部では全国大会で活躍する部もあり、学芸部では岩倉祭での発表や各種コンテストへの参加を通じて、専門的な知識や技能を磨いています。
進路実績
同志社高等学校の卒業生の約85%が同志社大学・同志社女子大学に進学しています。残りの約15%の生徒は、国公立大学や医歯薬系、建築系、芸術系の学部など、多様な進路を選択しています。
入学案内
同志社高等学校では、年間を通じて学校説明会や個別相談会を開催しています。入試については、一般入試の他に、同志社中学校からの内部進学制度もあります。具体的な入試日程や出願方法については、学校のウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします。
特色のある教育方針
同志社高等学校の教育方針の核心は、創立者新島襄の言葉「良心之全身ニ充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲ」に基づく良心教育です。この理念のもと、自由主義・国際主義を基盤とした教育が行われています。「同志社タイム」という特別な時間では、キリスト教や建学の精神について学ぶ機会が設けられています。
学費
同志社高等学校の2024年度入学生の学費は、入学金が130,000円(初年度のみ)、年間授業料が736,000円、教育充実費が140,000円となっています。これらに加えて、タブレット端末代として96,800円(本体・設置費含む)が必要です。入学時には第1期学費等として388,800円を納入する必要があります。残りの学費は分割で納入することになりますが、具体的な納入方法の詳細については学校に直接お問い合わせください。また、経済的な理由で就学が困難な生徒のために、複数の奨学金制度が用意されています。同志社中学校・高等学校学資貸与金、四方秀和奨学金、同志社中学校・高等学校特別奨学金などがあり、家計状況に応じて授業料の一部を貸与または給付する制度があります。
まとめ
同志社高等学校は、歴史あるキリスト教主義教育を基盤に、全人教育を実践する学校です。生徒一人ひとりの個性を尊重し、良心教育を通じて人間性を育むことに力を入れています。多彩な選択科目やICT教育を取り入れたカリキュラム、活発な部活動や豊富な学校行事など、生徒の成長を多面的にサポートしています。未来を切り拓く力を身につけるこの学校で、新たな一歩を踏み出してみませんか。 この記事は、提供された同志社高等学校の公式ウェブサイトの情報に基づいて作成されており、推測や憶測を含まない正確な内容となっています。