学校概要
東山中学校・高等学校は、京都市左京区に位置する歴史ある男子校です。1868年に創立され、150年以上の伝統を誇ります。浄土宗の精神を基盤とし、「セルフ・リーダーシップ」の育成を教育の柱としています。緑豊かな環境で、生徒たちは学業とともに人格形成に励んでいます。校長の塩貝省吾先生のリーダーシップのもと、約1,200名の生徒が日々成長を遂げています。
教育内容
本校では、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。中学ではSuper進学系のユリーカコースとエースコース、高校ではSuper進学系のパスカルとスーペリア、Neo-進学系のクレセントとトップアスリートコースを設けています。各コースで特色ある授業を展開し、生徒の興味関心や進路希望に応じた学びを提供。先取り授業や少人数制指導により、確かな学力と思考力を養成しています。
学校生活
東山での学校生活は、充実した学びと楽しい行事の両立が特徴です。朝は8時20分に登校し、5日制の週間スケジュールで学習に励みます。制服は夏冬あり、清楚で品格のあるデザインが好評です。昼食は弁当持参か、購買・食堂の利用が可能。9月の文化祭、10月の体育祭は生徒たちが心待ちにする大イベント。2年生の3月には修学旅行があり、国内外で貴重な体験ができます。
部活動
東山の部活動は、文武両道を体現する場として活気に満ちています。運動部では、バレーボール、野球、水泳、テニスなどが全国レベルの活躍を見せています。文化部も放送部やサイエンス部など多彩で、各種コンクールで優秀な成績を収めています。約8割の生徒が部活動に参加し、放課後や休日を熱心な活動で彩っています。部活動を通じて培われる協調性やリーダーシップは、生徒の成長に大きく寄与しています。
進路実績
2024年の進路実績は、生徒たちの努力と教職員の指導が実を結んだ素晴らしいものでした。卒業生421名のうち、国公立大学に125名が合格。京都大学3名、大阪大学9名、神戸大学6名など、難関大学への合格者を多数輩出しました。私立大学では、同志社大学64名、立命館大学124名、関西学院大学39名など、関西の有名私大への合格者が目立ちます。きめ細かな進路指導と充実した学習環境が、これらの成果につながっています。
入学案内
東山中学校・高等学校では、意欲ある生徒を広く募集しています。普通科の外部募集では男子230名を受け入れ、一般入試とスポーツ推薦の2つの選抜方法があります。入試日程は、A日程が2月10日、B日程が2月12日に設定されています。学校説明会は年間を通じて複数回開催され、本校の教育方針や特色を詳しく知ることができます。オープンスクールでは、実際の授業や施設を体験できる機会も提供しています。
特色のある教育方針
本校の特色ある教育方針の一つが、中学入学生を対象とした6年間一貫教育です。これにより、長期的視野での学力向上と人格形成が可能となっています。また、先取り授業を実施し、効率的な学習進度を実現。Super進学系の生徒には、英語圏での2週間語学研修制度を設けており、グローバル人材の育成に力を入れています。さらに、自習室を平日夜9時まで、日曜日も開放しており、生徒の自主的な学習をサポートしています。
学費
東山中学校・高等学校の学費は、教育の質を保ちつつ、できるだけ保護者の負担を軽減するよう設定されています。入学金は120,000円、年間授業料は550,000円です。その他、納入金や諸会費、制服代などが必要となります。修学旅行費は国内で約160,000円、海外で約225,000円を予定しています。経済的支援として、成績優秀者への奨学金制度も充実しており、学業に専念できる環境を整えています。詳細は入学時にお渡しする資料をご確認ください。
まとめ
東山中学校・高等学校は、豊かな自然環境と歴史ある伝統を背景に、個々の生徒が自らの可能性を最大限に引き出す教育を提供しています。「セルフ・リーダーシップ」を育む教育方針のもと、学業だけでなく人格形成にも力を入れています。多彩なコースや充実した部活動、先進的な教育プログラムが揃い、学びの楽しさを体験できる場です。進路実績も素晴らしく、多くの卒業生が名門大学へ進学しています。生徒一人ひとりの成長を支える温かいコミュニティが、東山の魅力です。